
あなたがクレジットカードを作るときに気になる情報の1つは、そのカードの評判やクチコミでしょう。
オリコカードに申し込む場合でも、このカードを使っている人の間でどんな評判があるか、気になるかと思います。
この記事では、オリコカードの評判を紹介していきます。
オリコカードの評判・内容別のまとめ

クレジットカードを評価するポイントはいくつかあります。
オリコカードの評判について、主な内容別に要点をまとめると、下記の通りです。
- 還元率…非常に評判がいい
- 審査基準…普通
- ラインナップの充実度…評判がいい
ラインナップの充実度については、他のクレジットカードだと「あまり気にしたことがない」ということも多いでしょう。
そのため、重要な評価項目という点にピンとこないかもしれません。
しかし、オリコカードのラインナップを見ると「自分にピンポイントで適したカードが見つかる」というのは大きなメリットだと実感できるはずです。
以下、上記の3つのポイントについて、オリコカードの評判をまとめていきます。
ポイント還元率では、圧倒的な高評価
ポイント還元率に関しては、オリコカードは圧倒的な高評価を得ています。
私が思うに、これは下のような理由によるものです。
- 常時還元率が1.0%である
- アマゾンで常時2%、楽天で常時3%などの高還元率
要は「いつでも高い」ことに加え「特定の場所ではさらに高くなる」ということです。
特に「特定の場所」については、それぞれの本家のカードより高還元率なこともあります。
たとえばAmazonでは、Amazonマスターカードの一般カード(クラシック)の場合、還元率は1.5%となっています。
オリコカード、正確には「Orico Card THE POINT」なら2.0%なので、Amazonマスターカードよりも高いのです。
もちろん、Amazonマスターカードは本家だけに、完全に負けているわけではありません。
一般カードでなくゴールドカードなら還元率は「2.5%」となり、Orico Card THE POINTより0.5%高くなります。
このようにゴールドカードなら本家の方が高いものの、一般カード同士の勝負であれば、オリコカードはAmazonでも、本家より高い還元率を誇るのです。
楽天市場での還元率については、楽天カードとほぼ同じ、ヤフーショッピングではヤフーカードとほぼ同等となっています。
このように「どこで買い物してもトップレベルの高還元率」という点で、Orico Card THE POINTのポイント還元に関する評判は、ほとんどがいいものです。
審査基準は平均的
審査に関する評判では「平均的」といえます。
つまり、厳しくもないし甘くもないということです。
基本的に、審査が甘いクレジットカードというのは「あまり人が発行したがらないもの」といえます。
たとえば大手消費者金融が発行するクレジットカードなどはあまり人気がないので、審査通過率も高いのです。
逆に多くの人が発行したがるプラチナカードなどは、当然審査も厳しくなります。
オリコカードもプラチナカードなら非常に審査が厳しくなりますが、一般カードならそれほど厳しくはありません。
かと言って「甘い」ということも当然なく、あくまで「クレジットカードの平均的な難易度」といえます。
私の経験からいうと、普通に生活していれば「平均的な審査通過率のクレジットカード」で落ちることはめったにありません。
「普通の生活」の定義は人それぞれですが、クレジットカードの審査に関していえば大体下のようなものです。
- 安定した収入がある
- 過剰な借り入れがない(多少はOK)
- 短期間での引っ越しを繰り返していない
- 最低限3カ月以上、今の勤務先に勤続している
- クレジットカードの発行枚数が多すぎない
- 過去にブラックリスト入りしていない
上記の条件は、日本人の「普通の人」だったらほとんどが満たしています。
クレジットカードの枚数や他社での借り入れについてはケースバイケースです。
たとえば日本人の平均保有枚数は3.5枚前後なので、その程度であればオリコカードの審査でも落ちにくいといえるでしょう。
他社での借り入れは、キャッシングもショッピングも含みます。
その総額がいくらまでならOKかですが、多くの人は「最大で年収と同額レベル」まではいくことが多いものです。
まだクレジットスコアが低い状態でも「年収の3分の1まで」はかなりの確率で借りられます。
これは、ショッピング枠よりも審査の厳しいキャッシング枠でも、法的な最大金額がこのラインだからです。
これは貸金業法の総量規制というルールで、「年収の3分の1まで」というのは割と広く知られている知識といえます。
何はともあれ、「特に自分の生活に変なところがない」という人なら、大体オリコカードの審査は通ると思ってください。
ラインナップは評判がいい
オリコカードのラインナップについては、評価する口コミが多く見られます。
オリコカードのラインナップとは、たとえば下のようなものです。
- Orico Card THE POINT
- オリコカードザポイント・アプティ(UPty)
- Orico Card THE PLATINUM
- オリコ・ザ・ワールド
他にも多くのもラインナップがありますが、一部のみ紹介しています。
還元率が高いのは「オリコカード・ザ・ポイント」のシリーズで、この中でUPtyやPremium Goldなどの種類があるのが特徴です。
UPtyはリボ払い専用のカードで、一括払いで買い物してもあとリボが自動的に適用されます。
Premium Goldはゴールドカードのことで、この評判もいいものです(これは後ほど説明します)。
「Orico Card THE PLATINUM」はプラチナカードで、他社のプラチナよりも年会費が2万円と安い点が評判です。
Orico Card THE WORLDは「海外利用で常時還元率2.0%」という、海外旅行で得するクレジットカードとなっています。
このように、利用者のニーズに合わせてさまざまな種類が用意されている点は、ユーザーの間でも高く評価されている点です。
なお、オリコカード・ザ・ポイントはETCカードや家族カードの発行も便利にできるようになっています。
この点は、下の記事を参考にしてみてください。
オリコカードのETCの申し込み方法は?家族カードも年会費無料で発行可能!
ゴールドカードの評判

オリコのゴールドカードは、先にも書いた「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」です。
英語の長い名前なので読み方を書くと「オリコカード・ザ・ポイント・プレミアムゴールド」といいます。
結論をいうと、このゴールドカードの評判は非常にいいです。
理由は「電子マネーで決済すると常時還元率が1.5%になる」点にあります。
常時還元率1.5%というクレジットカードは、2018年11月時点で、年会費無料のものでは存在しません。
以前は「1.75%」などの高還元カードも存在したのですが、続々と廃止が決まり、今は1.25%が最高です。
その中、オリコのゴールドカードは年会費無料ではないものの、電子マネー払いで1.5%の還元率になります。
「年会費がかかるなら意味がない」と思うかも知れませんが、年会費はわずか1950円((税込))です。
たとえば年間の生活費に200万円を、すべて1.5%の還元率で支払いしたとします。
そうすると、100万円の1.5%が1万5000円なので、その2倍の3万円が年間の還元金額となります。
3万円から2000円を引いて、2万8000円は利益が出るということです。
今は年金・税金もクレジットカードで払えますし、電気代やインターネット料金・携帯料金などもカード決済ができます。
できないのは家賃くらい(エポスカードなど一部は可能)ですが、家賃以外は大体クレジットカードで払えるのです。
会社員やフリーターの方だと税金や年金を自分で払えないので、この点は少々不利かもしれません。
しかし、自営業者など自分で納税する人の場合、これらをクレジットカード払いにすることで、年間200万円くらいの決済は実現しやすくなるでしょう。
つまり、オリコのゴールドカードで年間3万円近くの利益(還元額)を達成することは、それほど難しくないのです。
1.5%の還元率というのは、それだけ得するということなんですね。
他に常時還元率1.5%のクレジットカードはあるのですが、たとえばJCBプラチナなど、年会費が非常に高いものです。
JCBプラチナの年会費は2万5000円なので、先ほど書いた3万円の利益は、ほとんどが吹き飛んでしまいます。
ジャックスカードプラチナも1.5%ですが、こちらも年会費が2万円なので、200万円の買い物をしても、得する金額は1万円のみです。
こうしてみると、わずか2000円の年会費で1.5%の還元率となる「オリコカード・ザ・ポイント・プレミアムゴールド」が、高く評価されている理由もよくわかるでしょう。
オリコカードのデメリットは?

オリコカードの評判を調べている場合、気になるのはメリットだけでなく「デメリット」もあるかと思います。
オリコカードのデメリットは、強いて挙げるなら下の点です。
- アメックスやダイナースのようなステータス性はない
- アメックスのようなデザイン性はない
- 過去にオリコの支払いなどでトラブルを起こしていたら不利になる
これを読んで「特にデメリットはないのでは?」と思うでしょうが、その通りで「特にない」のです。
ステータスについてもデザインについても、AMEXやDinersに劣るというのは、他のクレジットカードでも同じといえます。
特にデザインではっきり高級とわかるカードはアメックスだけで、Dinersすら一般人(クレジットカードに興味がない人)にはわからないのです。
ステータスについてもほとんどのクレジットカードは大した差がなく、プラチナカードになって初めてアメックスやダイナースに対抗できる程度といえます。
そして、そのレベルに到達してもやはり「わかる人はほとんどいない」のです。
むしろ多くの人が理解しているのは「ゴールドカードは普通のカードより凄い」ということといえます。
高齢者の方などは「プラチナカード=シルバーカード」と思っていることもあり、「ゴールドカードの方がプラチナより上」と思われることすらあるのです。
そう考えると、レジ打ちの高齢の店員さんなどにもすべて「上客である」ということを伝えたいなら、ゴールドカードの方がいいくらいでしょう。
また、そもそも私の経験からいうと「いい接客を受けたいなら経済力を見せつけるより、自分がいい態度をとるのが一番」といえます。
態度が悪くてアメックスのプラチナカードなどを見せたりすると、むしろ「嫌なお客」と思われることもあるくらいです。
良く言えば、人間としてもっとも大事な部分を多くの人が見ているということであり、良いことだといえるでしょう。
要は、ステータスにしてもデザインにしても「はっきり言って、それほど必要がない」のです。
一方、ポイントやマイルの還元によるメリットは、誰でも明らかに得するものといえます。
こう考えると、その点に特化しているオリコカードは、どのラインナップにしても「デメリットのないクレジットカード」といえるでしょう。
オリコカードの評判やクチコミをチェックしている場合、上記のようなことをぜひ意識して下さい。