
あなたが外国人か、あるいは外人の友達がいたら「楽天カードは外国人でも審査に通るのか」ということが気になるでしょう。
外国人の審査に関する口コミ・評判は、楽天カードでも他のクレジットカードでも少ないので悩むところだと思います。
この記事では、楽天カードの審査に外国人が申し込む場合に役立つ情報をまとめます。
目次
楽天カードの審査は外国人でも通るが少し厳しくなる

楽天クレジットカードの審査は、外国人でも問題なく申し込めるようになっています。
実際に審査通過し、楽天カードを発行して日常生活で使っている外国人も多くいるものです。
ただ、日本人の申込者と比較するとやはり審査が厳しくなります。
同じ職業でもより長い勤続年数が必要になり、求められる年収や月収も高めになります。
外国人だと借入残高が多くなった時に母国に逃げられると回収できないので、クレジットカード会社が警戒するのも当然でしょう。
逆に言えば、楽天カードも含めて日本のクレジットカードの審査に外国人が通ったということは、客観的に見て非常に信用できると評価されたということです。
楽天カードでも他のクレカでも、無事に審査に通ったら大いに喜んでいいでしょう。
外国人の名前は漢字でなくカタカナ表記でいい
外国人が楽天カードの審査に申し込む時、迷うのは名前の表記・書き方でしょう。
結論を言うと、外国人の名前はカタカナで「トーマス・エジソン」のように書けば問題ありません。
逆に名前を英語で書くと書類を受け付けてもらえないか、審査落ちの原因になるので気をつけましょう。
どれだけ日本語読みが難しい名前でも、一番近いカタカナの音を当てはめるというのがポイントです。
楽天カードの審査に通るくらい長く日本で生活している外国人なら、日本人に氏名を説明する時のカタカナを用意しているはずなので、この点は問題ないと私は思います。
外国人なら楽天銀行デビットカードを発行するのもあり
楽天カードの審査を通過するのが難しい場合、楽天銀行デビットカードを作成するという方法もあります。
楽天銀行デビットカードの国際ブランドは、VISAとJCBで発行可能です。
デビットカードなので楽天銀行の口座が必要になりますが、口座開設はクレジットカードの審査と比べるとかなり簡単です。
そして、口座開設さえできればデビットカードはほぼ審査なしで発行できます。
クレジットカードと違って銀行口座に実際にある金額しか買い物できないので、審査する必要がないからです。
デビットカードでも、VISAやJCBの普通のクレジットカードと同じように店舗やネットショップで決済ができます。
外国人がクレジットカードを作りたい時も、単純に「支払いに使いたい」ということなら、デビットカードでも問題ないかと私は感じます。
外国人が海外発行したクレジットカードは日本で使えない?
外国人なら留学生にしても労働者にしても、日本に来る前にクレジットカードを発行していることがあるでしょう。
現金支払いが主流の日本と違い、海外ではクレジットカードが主流の国も多くあるため、そのような国から来た場合はなおさらです。
海外発行のクレジットカードは、基本的に日本でも使えます。
しかし、発行した国や金融機関のルールによっては、不正利用を防止するために海外での決済にロックをかけていることもあります。
大抵はクレジットカード会社に連絡すれば解除してもらえるのですが、国の法律が少し変わっている国などは、例外的に解除できないこともあります。
こうしたケースはあるものの、基本的には外国で作成したクレジットカードも日本で使えるので、支払いをしたいだけなら、海外クレカでもいいでしょう。
個人的に楽天カードなど日本のクレジットカードを発行する意味は「日本でのクレジットヒストリーが蓄積される」ことにあります。
海外クレジットカードだと、どれだけいいクレジットヒストリーを積んでもその外国での評価にしかなりません。
長く日本で仕事や生活をするのであれば、日本でクレヒス修行をした方が何かと有利になります。
そういう意味では、海外カードを持っている外国人が楽天カードを発行するメリットも大きいといえるでしょう。
楽天カードの審査は外国人なら英語で書類を書いてもいい?

楽天クレジットカードの審査は、外国人であっても日本語で記入する必要があります。
楽天は英語を公用語にしている企業なので、提出書類も英語でOKということはありません。
楽天カードを使用して問題なく返済していくためには、その外国人が日本で溶け込んで仕事・生活・学業をする必要があります。
となれば、書類を記入する日本語くらいは使えないと困るわけです。
そうした「日本に溶け込めるかどうかの審査」も兼ねていると思えば、楽天カードの必要書類を外国人が日本語で記入するのは、当然といえるでしょう。
楽天カードの審査、外国人はどんな条件なら通る?

外国人が楽天クレジットカードの審査を通過するために必要な条件は、基本的には日本人と同じです。
日本人との最大の違いは、年収・月収の金額よりも勤続年数や自宅の居住年数が重視されるという点でしょう。
クレジットカード会社にとって外国人の審査で一番怖いのは「融資した後で母国に逃げられてしまう」ことです。
国内だったらいくらでも督促・催促ができますが、海外ではどうしようもありません。
そのため「この外国人は、今後も長く日本に住み続けるだろう」と思えるような人を審査に通すのです。
仕事の勤続年数が長く、今住んでいる住居の居住年数も長ければ、今後も日本に在住・在勤し続ける可能性が高いと判断できるわけですね。
このような違いはありますが、あとは日本人が審査に通る条件とほぼ同じだと思ってください。