これからあなたが楽天銀行の口座を開設しようとしていたら、振込手数料も気になるところでしょう。

楽天銀行はネット銀行でコストが削減されている分、振込手数料に関しても安くなっています。

この記事では楽天銀行の振込手数料について見ていきましょう。

楽天銀行の振込手数料・送金先ごとの3パターン

楽天銀行からの振込手数料は「どこに送金するか」で変わります。

大きく分類すると「楽天銀行・ゆうちょ銀行・他の銀行」の3パターンです。

ここでは、それぞれのパターンで振込手数料がどのような金額・ルールになっているかを見ていきましょう。

楽天銀行(他の口座)

楽天銀行の口座同士の振込みなら、回数無制限で何度でも無料です。

楽天銀行だけでなく、ネット銀行の多くはこのようなシステムになっています。

ネット銀行は1つの大きな「サイト」のようなものであり、その銀行内の振り込みというのは「ただデータが動くだけ」だからです。

あくまで私の見方ですが、上のように「数字を書き換えるだけでいい」ため、手数料がかからないのだといえます。

ゆうちょ銀行

楽天銀行とゆうちょ銀行は提携しています。

このため、楽天銀行からゆうちょ銀行への振込手数料は安く「一律103円」(税込み)となっています。

逆に「ゆうちょ銀行から楽天銀行への振込手数料は無料」です。

ただし、条件があるので注意してください。

条件は「事前に楽天銀行のjマイページで、ゆうちょ銀行のあなたの口座情報を登録しておく」というものです。

登録する内容は下の2つです。

  • 通帳記号
  • 通帳番号

そして、上記を登録するだけでなく「ゆうちょ銀行の口座が本人名義である」という条件もあります。

つまり、あなたの名前が山田太郎なら、楽天銀行の口座もゆうちょ銀行の口座も両方「山田太郎」の名義でないといけない、ということです。

ただ、この点については「別名義の口座を持っているケースの方が少ない」ので、特に気にすることはないでしょう。

また、ゆうちょ銀行から楽天銀行への振り込みで便利な点がもう一つあります。

それは、ゆうちょ銀行のATMや窓口、オンラインバンキングを使うことなく「楽天銀行の会員ページから手続きができる」という点です。

つまり、ゆうちょ銀行の口座の中にあるお金なのに「楽天銀行のあなたのマイページから操作できる」という形になります。

他の銀行では考えられないことですが、楽天銀行とゆうちょ銀行はそれだけ深く連携しているわけですね。

このため、ゆうちょ銀行に加えて何かネット銀行の口座を開設したいと思っている場合は、楽天銀行が特におすすめといえます。

他の銀行

楽天銀行から他の銀行に振り込むときの手数料は、通常は金額ごとに下のようになっています。

  • 3万円未満…165円
  • 3万円以上…258円

3万円以上の方が金額が大きいのは「楽天銀行の口座からお金が出ていってしまうと、楽天銀行が困る」からです。

他行から楽天銀行に入金する場合は、逆に金額が多い方が手数料が安くなる、あるいは無料となります。

上記の他行あて手数料は無料にする方法がある点に注目です。

方法は、楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリーすることとなります。

これにエントリーし、下のようなものを楽天銀行で受け取ると手数料を無料にできます。

  • 給与
  • 賞与(ボーナス)
  • 年金

これらの入金が毎月あるいは定期的にあると、楽天銀行としては「資金が増えてうれしい」わけです。

そのため、他行への振込手数料も優遇されるようになります。

具体的には「翌月3回無料」というシステムです。

たとえば、あなたのお給料が今月楽天銀行の口座に振り込まれたら、翌月の振込手数料が無料になります。

このようにわずかなタイムラグがありますが、お給料が月末振込みなら、数日で翌月になるので「すぐに手数料無料」となるでしょう。

なお、他行あての振込みは、有料・無料に関係なく最大回数が決まっています。

最大回数は「月5回」なので、3回まで無料になった後、4回目・5回目までの振込みは可能です。

そして、6回目からは振込み自体ができなくなります。

ゆうちょ銀行・楽天銀行同士などは回数制限がありません。

このような独自ルールもあるので注意してください。

楽天銀行の振込手数料は高い?

楽天銀行の振込手数料は高くありません。

ここまで書いてきた内容をまとめると、下記の通りです。

  • 楽天銀行あて…無料
  • ゆうちょ銀行あて…103円
  • 他行あて…無料

最後の「他行あて…無料」というのは、上に書いた「ハッピープログラム」を適用した場合です。

楽天銀行をメインバンクにしていれば、このプログラムは確実に適用されます。

そう考えると、楽天銀行をメインとして使うと「ゆうちょ銀行への振込手数料が103円かかるだけ」なのです。

他の銀行のネットバンキングから他行に振り込むと、300円以上することが多くあります。

それと比較すると「明らかに楽天銀行の振込手数料は安い」といえるでしょう。

なお、楽天銀行をメインバンクにする場合「水道代などの公共料金の引き落としに使う」ということもあるでしょう。

この場合、楽天銀行でなく楽天カードでの「クレジットカード支払い」にすると、ポイントも貯まってお得です。

詳しくは下の記事をご覧ください。

楽天カードで水道料金を支払う手続きは?キャンペーンもある?

法人口座の振込手数料は?

楽天銀行だけでなくどの銀行でも同じですが、法人口座の手数料は少し高くなります。

  • 楽天銀行あて…51円
  • 他行あて…165円・258円

上記のような料金設定になっています。

私が思うに、特徴的なのは「ゆうちょ銀行の103円」というルールがない、ということでしょう。

個人用の口座の場合は、ゆうちょ銀行だけは他の銀行より振込手数料が安くなっていました。

しかし、法人口座だとゆうちょ銀行でも他の銀行でも同じように「165円か258円」となっているわけです。

165円と258円の違いは、個人用と同じく3万円未満か、3万円以上かということにあります。

なお、法人口座では「一括振込み」というサービスがありますが、これでも料金は変わりません。

法人口座では、やはりそれなりの手数料がかかると考えるべきでしょう。