
楽天銀行ではVisaとJCB、2種類のデビットカードを取り扱っていますが、デビットカードを持つとどのようなメリットがあるのでしょう?
ここでは、まず楽天銀行デビットカードの2つのメリットについてご紹介します。
その上で、VisaとJCBそれぞれのデビットカードの特徴について比較しながら解説し、さらに、楽天カードとの違いについても確認しておきましょう。
目次
楽天銀行デビットカードの2大メリット
楽天銀行デビットカードの利用によって得られる大きなメリットは2つあります。
それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。
使ったその場で楽天銀行口座引き落とし!
楽天銀行デビットカードは、現金を持っていなくても買い物の際に提示するだけで決済できます。
どういうことかというと、決済とほぼ同時に、自身の楽天銀行口座からお金が引き出されて支払われるしくみです。
そのため、デビットカードさえ持っていれば、口座に入っている残高の範囲内で支払いを済ませられるのです。
これなら、買い物の前にわざわざ銀行へ行ってお金を引き出しておかなくてもいいので便利ですね。
私は、ついつい休みの前に銀行へ行くのを忘れてしまい、土日にATM手数料を払って引き出さざるを得ないこともあるので、デビットカードで決済できるのはとても助かります。
デビットカードで楽天スーパーポイントがザクザク貯まる
楽天銀行デビットカードで支払いをすると、楽天スーパーポイントもたまります。
ポイント還元率はなんと1パーセントです!
デビットカードとしては高い還元率ですよね。
たまったポイントは1ポイント1円として、デビットカードの支払いに使えます。
なお、デビットカードでの支払いに使えるのは50ポイントからです。
ハッピープログラムにエントリーしてポイント利用
ポイントを使うためには、まずは「ハッピープログラム」にエントリーする必要があります。
ハッピープログラムとは、楽天銀行の優遇プログラムです。
エントリーするだけで取引ごとに楽天スーパーポイントが貯まり、楽天スーパーポイントを振込手数料に利用できるようにもなります。
また、ハッピープログラムにエントリーして条件を満たすと、ATM手数料や振込手数料が一定回数無料になる特典もあります。
ハッピープログラムにエントリーするには、まずは楽天銀行にログインします。
そして、エントリー画面から「楽天会員リンク登録(無料)」に進み、楽天IDでログイン!
そうすると、楽天会員の情報と楽天銀行の口座情報を連携する手続きができ、ハッピープログラムへのエントリーが完了します。
2種類の楽天銀行デビットカードを徹底比較
ところで、楽天銀行デビットカードには、VisaとJCBの2種類があります。
それぞれどのような特徴があるのか比較してみましょう。
楽天銀行デビットカードVisa
楽天銀行デビットカードVisaは、世界中のVisa加盟店で利用するできます。
ショッピングだけでなく、Visa加盟店ならレジャー施設やエンターテインメント、病院や公共機関などでも使えます。
それに、Visaならタッチ決済(非接触対応のVisaカード)もできますので、カードを「ピッ」とかざすだけで支払いが完了します。
また、海外ATMから現地通貨を引き出すことも可能ですよ。
そして、Visa認証サービスという、第三者による不正使用を防止できるサービスもあります。
これは、セキュリティ強化のため、ネットショッピングをする際に、あらかじめ登録したパスワードを入力して、追加の本人認証を行うというものです。
そんな楽天銀行デビットカードVisaには、ベーシック・シルバー・ゴールドの3種類のカードがあります。
いずれも発行手数料は無料ですが、年会費と特典に違いがあります。
楽天銀行デビットカードJCB
JCBのデビットカードは、発行手数料無料で年会費も永年無料です。
そして、JCBの場合はカードのデザインが2種類あるのが特徴的です。
通常デザインのカードとパンダデザインのカードがあり、どちらか好きなデザインのカードを選べます。
また、JCBには「J/Secure」といって、ネットショッピングの際にあらかじめ登録したパスワードを入力することで、本人認証を行うサービスがあります。
1つ認証を追加しただけで、第三者のカード不正使用を防止できるので安心です。
そして、楽天銀行デビットカードJCBも、世界中のJCB加盟店で利用でき、海外ATMから現地通貨を引き出せます。
ただ、海外での利用が多い方の場合は、JCBよりもVisaの方が加盟店が多いため、Visaの方が使い勝手がよいでしょう。
楽天銀行デビットカードと楽天カードの違い
楽天銀行デビットカードは、口座残高の範囲内で利用できるカードでしたよね。
しかし、楽天カードはクレジットカードですので、口座残高があってもなくても、限度額の範囲内ならいくらでも使えるところに大きな違いがあります。
また、楽天カードの対象者は18歳以上で審査を経てカードが発行されますが、楽天銀行デビットカードは16歳以上なら審査なしで持つことができるという点も大きな違いですね。
楽天銀行デビットカードは口座残高の範囲内でしか利用できないため、使いすぎる心配がなく、16歳でも安心して利用できるということがわかります。
その反面、楽天カードのようにリボ払いなどがないため、常に一括で即時に支払わなくてはいけません。
そのため、お金に余裕がないときは利用しづらいという側面も持ち合わせています。
また、楽天カードなら付帯サービスとしてETCカードの発行をしてもらえますが、楽天銀行デビットカードにETCカードの発行はありません。
私は車を運転するので、ETCカードを発行してもらえないのは不便に感じてしまいます。
しかし、楽天銀行デビットカードと楽天カードは両方持つことが可能です。
状況や必要に応じて両者を上手に使い分けられれば、これらのデビットカードのデメリットを補うこともできて、より便利に使いこなせます。
【楽天デビットカード】
【楽天クレジットカード】
まとめ
ここでは、楽天銀行デビットカードのメリットを解説し、VisaとJCBそれぞれのデビットカードの特徴を比較しました。
自分の口座に入っているお金の中から決済できるので、デビットカードがあればわざわざ銀行にお金を引き出しに行く必要がなくて便利です。
クレジットカードのように後払いではないので、使いすぎる心配もありません。
そして、楽天銀行デビットカードなら、1パーセントの高還元率でポイントがたまるというのもおトクですね!
楽天銀行デビットカードにはVisaとJCBの2種類がありますが、いずれもポイント還元率は同じですので、使い勝手やデザインの好みに応じて選べばOKです。
また、デビットカードにはデビットカードの良さがあり、クレジットカードにはクレジットカードの良さがありますので、楽天銀行デビットカードと楽天カードを上手に使い分けることをおすすめします。
生活の中で必要に応じて上手に使い分けられると、両方のメリットを得られ、デメリットを補うことができますよ。