住宅ローンを組みたいと思ってはいるものの、具体的に月々いくら払えば良いか想像できない方は多いのではないでしょうか?

人生最大の買い物である持ち家なので、しっかりとシミュレーションして不安が無いようにしたいですよね。

しかし、固定金利や変動金利などを始め、覚えることはたくさんあります。

ここでは、5分以内に住宅ローンのシミュレーションをざっくりやる方法についてご紹介いたします。

住宅ローン返済をシミュレーションした結果一覧

具体例をいくつか示します。

年収や現在の借り入れ金額などによって変わってきますが、とりあえず概算でどういう返済になるかを把握していただければと思います。

前提としては、年収350万円で30歳、無借金、という条件でざっくり試算すると、借り入れ可能な金額は約3000万円程でしょう。
これを金利と共に35年かけて返済していくイメージとすると、固定金利1.27%の計算で金利は約700万円かかります。

合計で3700万円を返済していくわけですが、返済額は毎月約8万円となります。

毎月8万円で3000万円のマイホームが持てるとなると、今の家賃と比べて高いか安いか感じ方は人それぞれかと思いますが、これは決して無理な金額では無いでしょう。

次に、今度は年収450万円で35歳、借金が100万円というケースだとどうなるでしょうか。

様々な要因も絡んできますが、借金が100万円あるだけで借り入れ可能な金額は、無借金の先ほどのケースと比較すると約1600万円となります。

無借金の場合と比べると約半分まで借り入れ可能な金額が落ちるので、先に借金100万円を完済した方がより多くのお金が借りれるという結果になります。
さて、こちらも35年かけて1600万円を返済していく前提とすると、これに固定金利1.27%を付与すると合計の借り入れ金額は約2000万円となります。

結果として、2000万円のマイホームが約5万の支払いで持てるわけです。

ここでは頭金0円の前提でしたが、思ったよりも手の届く範囲内ではあるし、個人投資の対象としても十分に選択肢となり得るものではないでしょうか。

詳細見積におすすめのサイト一覧

今やネットでなんでも調べられる時代なので住宅ローンの金利シミュレーションサイトも様々なものがあります。

私は金融業界に勤めて10年以上になりますが、シミュレーションサイトでおすすめなものを記載します。

楽天銀行 住宅ローンシミュレーションページ

ネット銀行で有名な楽天銀行ですが、住宅ローンのシミュレーションサイトがシンプルで使いやすく、インターフェイスも分かりやすいので瞬時に結果を得ることができます。

現在の年収、借り入れ期間、他からの借り入れ状況、返済方法を選ぶだけで毎月の返済額やボーナス払い月はいくら支払わなければならないかなど、結果も十分に参考となるものです。
他の住宅ローンを組んでいる方に向けての借り換えシミュレーションも提供しているので、住宅ローンを借りようとしている人だけでなく借りている人にとっても非常に有用なシミュレーションサイトです。

住信SBIネット銀行 住宅ローンシミュレーションページ

住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資により設立されたネット銀行です。

住宅ローンはインターネットバンキングから申し込みを行うのですが、審査結果については電話で応対するだけで手続きが完了するというなんとも先進的なシステムとなっています。

ただし、住信SBIネット銀行と提携している司法書士と面会の上、手続きが必要となりますので注意してください。

このサイトでも借入額、借り入れ期間、金利、返済方法などを入力するだけで瞬時にシミレーション結果が返ってくるので非常におすすめのサイトとなっております。

ちなみに、繰上げ返済をする場合は手数料が無料で、保証会社を使用しないタイプのローンとなります。

三井住友銀行 住宅ローンシミュレーションページ

毎月の返済額、借り入れ可能金額などを金利や借り入れ期間などをもとに自動でシミュレーション可能となります。

目的別では大きく3つのタイプから選ぶことができ、返済額シミュレーションや借り入れ可能額シミュレーション、乗り換えのシミュレーションなど多岐に渡ります。
返済額シミュレーションでは返済額の目安を調べられる他、借り入れ可能金額の目安を調べることも可能です。

ここでは大きく3つ紹介しましたが、私が使ってみて一番おすすめできるのは楽天銀行です。

やはりシミュレーターには限界があるので、いずれ銀行で対面の上で正確な返済計画を相談する必要があります。

そのため、手軽に返済金額を知ることができるシンプルなインターフェースが特徴の楽天銀行をおすすめします。

注意点

ここまで返済シミュレーションのざっくりとした金額感とおすすめのサイトを紹介しましたが、ひとつ注意点があります。

それは、金利をどのように返済するかです。

金利のことなんてよく分からないから銀行員のおすすめする方法でいいや、なんて思ってしまったら痛い目をみる可能性があります。

そのため、返済方法で金利はよく検討しなければならない項目ですが、ここでは簡単に2つ紹介します。

まず、第一に「元利均等返済」です。

元利均等返済とは、月々の支払い金額を一定に保つ方法で、返済計画を立てやすいのが特徴です。

次に紹介する「元金均等返済」タイプと比べると初期の返済額を抑えることができるので、返済計画をシンプルにしたい方におすすめです。

そして、「元金均等返済」があります。

こちらは月々の元本を均等に減らしていく支払いの仕方で、初期の支払額は金利分大きくなり、徐々に返済額が減っていくのが特徴です。

例えば働き盛りで子供のいない夫婦など、比較的返済能力があり教育費などのライフイベントの出費にまだ早急に備える必要のない方などにおすすめです。
お気付きの方もいるかと思いますが、初期に元本を均等に減らしていくタイプの「元金均等返済」は借入額3000万円、固定金利1.5%、30年借り入れの前提で総支払い金額が50万円も少なくなる計算結果もあります。

いずれにせよ、人生のどの時期にどれくらいお金がかかるかしっかり計画を立てておくことが大事です。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

人生も住宅ローンも何事もシミュレーションが大事という結果になり、シミュレーション金額を元に最終的にはプロに算出してもらうのが良いのではないでしょうか。

賃貸にするか、持ち家にするかといったテーマもよく討論されるトピックです。

どちらもメリットとデメリットがあるのですが、やはり自由に対してどれだけお金を払えるか、という考え方が大事だと思います。

例えば、賃貸だと気軽に来月引っ越して日本全国どこにでも移動できる自由がありますが、敷金礼金更新費など安定せず高くつきます。

一方、持ち家を持つことはそういった自由さを失うものの、自分の人生の拠点ができることへの自信や社会的ステータスなど、賃貸派が得られないメリットが数多くあります。

今の時代はAirbnbなどがあり、もし何かの都合で持家を手放さなければならなくなったとしても自由に貸し出すことができるので、近い未来は賃貸派も持家派もそこまで明確になっていないかもしれません。

人生をよくシミュレーションし、住宅ローンを組むのにこしたことはありませんが、未来を予測するのは不可能ということを忘れてはいけません。