
あなたが現時点でライフカードを持っていたら、暗証番号を忘れてしまうこともたまにあるかもしれません。
ライフカードやクレジットカードに限った話ではなく、パスワードを忘れて困るというのはよくある話です。
この記事ではライフカードの利用で暗証番号・パスワードを忘れてしまった場合の対応方法について解説します。
目次
ライフカードの暗証番号は忘れたらロックされる?

私がライフカードの利用に関するクチコミ・体験談を見ていたら「暗証番号を忘れるとロックされる」というものがありました。
これはもちろん、忘れただけでロックされるわけではなく「何度か間違えたらロックがかかる・使えなくなる」というものです。
使えなくなるといっても一時的なもので、ライフカードに問い合わせれば解除できます。
問い合わせをして、本人でなければわからない情報などを使えることで本人確認をし、それで新しい暗証番号設定するという流れです。
暗証番号は必ずしも新しくしなくてもかまいませんが、前のものを忘れたということは、新しく覚えやすいナンバーを設定した方がいいかと私は思います。
ライフカードの暗証番号の確認・設定変更の方法は?
ライフカードの暗証番号の確認は、デスクに問い合わせることでできます。
問い合わせればすぐに教えてもらえるわけではなく、あくまで本人確認をして「利用者本人で間違いない」と確認できた場合に限られます。
本人が問い合わせしていたとしても、それを証明できなければ暗証番号を確認することはできないので注意してください。
設定変更の方法については、「ライフカードインフォメーションセンター」に電話することで可能となります。
これは自動音声サービスなので、元の暗証番号を覚えていれば簡単に、電話の数字の入力だけでできます。
私の経験からいうと、自動音声なので次の操作に進むまでの待ち時間が毎回長いです。
しかし、人間のオペレーターさんの場合「そもそも電話がつながらない」ということが多くありますから、その点で自動音声の方が設定変更をしやすいということもあるでしょう。
何はともあれ、現時点の暗証番号を覚えていれば、設定変更は簡単なので、安心してください。
なお、ライフカードのデスクへの連絡は、紛失した場合にもすぐするべきです。
ライフカードの紛失時の連絡については、下の記事で詳しくまとめています。
ライフカードを紛失したらすぐ連絡を!再発行手数料・ポイントはどうなる?
暗証番号の間違いでエラーが出たらどうする?
ライフカードを利用する場面で暗証番号を打ち間違えて、エラーが出てしまったらどうするか、という点は悩むとことです。
状況・条件によっては2回目を間違えるだけでロックがかかってしまうこともあるからです。
そのロックがかかっている間に携帯料金や電話代などの引き落としがあると、その支払いができず「延滞」という扱いになってしまうこともあります。
そのため打ち間違いをしないようにしたいところですが、手がかりがなければ正しい暗証番号を打てるとは限りません。
このような場合は、次のエラーを出さないことを最優先して、現金などの支払いに切り替えるべきだと私は思います。
ライフカードに限った話ではなく、そもそもクレジットカードは「使えないこともある」と思っておいた方がいいのです。
私の経験では海外のレジだとスタッフさんがクレジットカードの使い方を覚えていない、ということがよくあります。
また、その国での初めての決済の時など、不正利用が疑われてエラーになることがよくあります。
また、アメリカンエキスプレスカードでは、しばらく買い物しなかった後で、自宅から遠い場所など少し変わった場所で決済するとエラーになることがあります。
これは私が歯医者さんの支払いで経験したことです。
何はともあれ、クレジットカードはこのように「支払いができないこともよくある」ものです。
アメリカのオバマ元大統領も、久しぶりに使ったクレジットカードがエラーになり、決済できなかったという話を、2017年にしていました。
このように、クレジットカードのエラーは「暗証番号が正しくても」「本人にまったく原因がなくても」起きるものです。
ライフカードの暗証番号についても、1回でも間違えたら「念のために現金の支払いに切り替える」という考え方の方がいいでしょう。
あと、裏技というほどではないですが、暗証番号の代わりに「サイン・署名」でもOKです。
ライフカードの暗証番号に生年月日を入れてはいけない
これはライフカードに限った話ではありませんが、クレジットカードの暗証番号に生年月日を設定するのはやめましょう。
たとえば「6月22日生まれ」の人だったら「0622」にするなどです。
このような暗証番号は推測されて悪用されやすいので、絶対に避けるべきと私は考えます。
クレジットカードによっては、自動的にその人の生年月日を4桁の数字にしていて、それと同じ数字を暗証番号に設定しようとするとできない、というシステムを採用していることもあります。
ライフカードでそのシステムを採用しているかはさておき、していなくてもやはり「生年月日と同じ4桁の数字」は避けるべきです。
ライフカードの暗証番号、4桁の数字設定のおすすめは?

生年月日などのわかりやすい数字がダメなら、ライフカードの暗証番号の4桁は何を設定すればいいのか…と迷うところでしょう。
どんな数字がいいかは人によりますが、私が思うに「推測しにくい数字であれば、他の銀行のキャッシュカードなどと同じで大丈夫」です。
理想をいえば全てのクレジットカード・キャッシュカードで暗証番号を違うものにし、それを定期的に変更するのが一番です。
しかし、私はそのようなことをせず「すべてのカードで同じ暗証番号で5年以上継続して使用」しています。
それがいいか悪いかはさておき、それでこれまで問題が起きたことはありません。
スキミングなどの被害がある海外でも頻繁に使用してきて、特に問題は起きませんでした。
その経験からいっても「少なくとも日本で使っている分には、どのカードもすべて同じ暗証番号で問題ない」といえます。
ただ、その暗証番号がわかりにくいものにすることは必要です。
他人からはわかりにくく、自分からはわかりやすい「何らかの意味のある数字」にするといいでしょう。
例えば歴史の年号や語呂合わせなどがいいかと思います。
ライフカードの暗証番号が正しいのに使えない時の原因

これもライフカードだけでなく、全てのクレカであることですが、「暗証番号は確実に正しいのに、なぜか使えない」という時もあるでしょう。
これにはさまざまな理由がありますが、私の経験からいうと「単純に限度額いっぱいになった」ということがほとんどです。
それ以外のエラーもあることはあるのですが、9割以上は限度額に到達しただけです。
「そんなわけない」と思って会員ページなどで利用明細を見ると、しっかり与信枠いっぱいになっていることがよくあります。
これは人の金銭感覚にもよるので、経済感覚のしっかりしている方なら、このような経験はないかもしれません。
しかし、私は金銭感覚がもともと破綻しがちな人間なので、こういう経験を何度もしてきました。
また、同じような失敗をしている人をレジなどで何度も目撃しています。
(その人の反応を見れば「ああ、極度額いっぱいになったな」とわかります)
その他の原因としては、先にも書いた通り「イレギュラーな使い方で、不正使用を疑われた」というものもあります。
さらにそれ以外の原因となると単純な通信エラーなどですが、これはめったにありません。
どんな理由でエラーになっても、とりあえず「使えなかったすぐ現金払いに切り替える」と思っておいてください。
その方が店舗のスタッフさんにも負担をかけず、自分もいらない恥をかくことがなく、一番スムーズです。