
ライフカードの返済に関しては、利用者の間でもよく「ATM」が話題にのぼります。
クレジットカードの返済はATMでできるのが普通と思っていると、この点を不思議に感じるでしょう。
この記事では、ライフカードの返済とATMの関わりについて説明します。
目次
ライフカードの返済はATMが利用不可!コンビニ・銀行ともにダメ

実は、ライフカードの返済はATMではできないのです。
見出しの通り、コンビニエンスストアでも銀行でもどちらのATMでも不可能です。
クレジットカードは借入・返済ともにコンビニ・銀行のATMでできることが多いので、私としては初めて知った時に少し驚きました。
しかし、よく考えたらアメックスやダイナースもATMでの返済はできないので、それと同じかもしれません。
何はともあれ、ライフカードの返済・支払いはATMではできないという点をまず理解して下さい。
一部入金・一括返済をするにはライフカードに電話連絡が必要
クレジットカードで借入残高の一部だけ返済することを一部入金、全額支払うことを一括返済といいます。
どちらをするにしても、ライフカードでこれらの返済をするには、問い合わせ窓口への電話連絡が必要です。
電話口では下のような内容を伝えます。
- 支払予定日
- 支払い金額
要は「いつ払うか、いくら払うか」ということですね。
電話連絡は返済日当日から1週間前まで受け付けています。
一部繰り上げ返済や全額返済ということは、約定返済に延滞・滞納しているというわけではないでしょう。
ということは急ぐ必要はないはずなので、私としては「支払い当日に電話連絡すればいい」と思います。
ただ、当日の場合「15時以降は銀行振込が反映されない」という点に注意してください。
クレジットカードでATM返済ができないのは珍しい?
先にも書いた通り、私が知る限り大部分のクレジットカードはATM返済ができるようになっています。
私が使用していて、実際にATM返済をしたことがあるのは下のようなクレジットカードです。
- JCB EIT(ジェーシービー・エイト)
- ACマスターカード
- セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
その他のクレジットカードは実際にやったことはありませんが、できるはずです。
ただ、先にも書いた通り「ダイナース・アメックスなどの外資系のクレジットカードは、ATM返済ができないものが多い」という特徴もあります。
こう考えると、ATM返済ができないことは本来普通のことなのかもしれません。
海外のクレジットカードは、毎月の口座引落すらできないものが多いくらいです。
私はカンボジアに一定期間住んでいましたが、カンボジア人はクレジットカードも銀行のキャッシュカードも持っていない、というくらいですからね。
(外国人がカンボジアでクレジットカードを作る場合、デビットカードを作ります)
こうした世界の事情も考えると、ATM返済ができないくらいは大したことではないのかもしれません。
ライフカードの支払い方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
ライフカードの返済はATMが使えない?一括支払い・一部入金のやり方は?
ライフカードのキャッシングの支払方法は?
インターネット上でライフカードのATM返済について調べていると、キャッシングの支払方法についての解説がでてきます。
おそらく、ショッピングの利用分よりキャッシングの借り入れ分の方が「早く返済したい」という人が多いからでしょう。
結論を書くと、ライフカードのキャッシングの支払方法はリボ払い・翌月一括払いのどちらか、という案内が公式サイトに書かれています。
要は返済方法というよりは「返済方式」の案内で、ATM返済ができないことは変わりありません。
何にしても、キャッシングの方がショッピング枠より高金利なのはライフカードも同じなので、早めに返済するようにしましょう。
ライフカードの返済で遅れると、グループ会社であるアイフルでもその悪いクレジットヒストリーが共有されてしまいます。
そして、アイフルが保証会社を務める地方銀行のカードローンなどでも、審査で不利になるわけです。
ライフカードの返済がATMでできるのは「銀行振込」のみ

実は、ライフカードの一括返済や臨時返済で「ATMが全く使えない」というわけではありません。
ライフカードから指定された返済用口座に、銀行ATMから振り込むことは可能です。
この違いは少々ややこしいので、あなたも混乱するかもしれません。
簡単にいうと、通常のATM返済というのは「銀行名・支店名・口座番号」などを入力しなくていいのです。
例えばコンビニATMにライフカードを差し込んで「返済」というボタンを押したら、後は金額を入力するだけでいいということですね。
そして、投入口にお札を入れたら完了です。
一方、ATMから「銀行振込をする」というのは、銀行名・支店名などの入力が必要になります。
この作業はあなたもしたことがあるはずなので、この時点で違いがわかるでしょう。
要は「あの面倒な作業をするかしないか」が、ATM返済と「ATMでの振込返済」の違いです。
当然、ATM返済ができる方が便利なので、早期返済しやすいといえます。
その点ではATM返済ができないというのは、ライフカードのデメリットであり、短所といえるかもしれません。
しかし、早期完済で一番重要なのはお金を稼ぐことであり、節約することですから、ATM返済ができなくても大きな問題ではないと私は思います。
ライフカードの返済はATMでできないが、借り入れはできる

ライフカードのATM利用は、返済はできないものの借り入れはできるようになっています。
基本的にコンビニ・銀行のATMで急いでしたいというのは、返済ではなく借入の方でしょう。
その点では、返済はできなくても借り入れはできるというのは、クレジットカードのATM利用として十分便利かと思います。
返済もできたら理想ですが、その分無駄なコストが削減されていると見ることもできるのです。
それがライフカードのメリットである誕生月のポイント還元率の高さや、海外旅行傷害保険の充実につながっている、と考えるといいでしょう。