彼女からお金借りる男性は、稀ではありますが存在します。

当然そのような男性に対する評価はネット上でもいいものではありません。

この記事では彼女からお金借りる男性がどのような心理で借りているのか、なぜ彼女や恋人から借金をすることが最低のマナーとされるのか、ということを解説していきます。

お金借りる相手が彼女・恋人という男はなぜいけないのか

なぜ男性が彼女や恋人からお金を借りてはいけないのか、この理由は多くあります。

第一に、日本では男性の方が圧倒的にお金を稼ぎやすいからです。

これは男女の平均年収の違いを見れば一目瞭然です。

日本全体の平均年収でいえば、男性は514万円、女性は272万円となっています。

男性は女性の約2倍、お金を稼ぎやすくなっているのです。

女性の多くが正社員として働いている20代ではそのような印象はないかも知れませんが、30代から60代までずっと正社員として働ける女性は稀です。

そのため60代まですべての年代で平均年収を算出すると、上記のように2倍近い差になってしまうのです。

単純に言うと、男性が彼女からお金借りるということは「彼女が彼氏から借りるより2倍ひどい」ということです。

単純に平均年収のデータから見てもそうですし、男女交際の一般常識からしてもやはりひどいでしょう。

国際交流で相手の国の宗教や文化を、意味があってもなくても尊重しなくてはいけないように、「何となく共有されている常識」というのは、大事なのです。

そうした常識から考えても、平均年収という物理的なデータから見ても、男性が彼女からお金借りることは最低のマナーとされるわけです。

夢を追いながら彼女にお金借りる男性はどう?

彼女にお金借りる男性の中には、いわゆる夢追い人もいます。

バンドでメジャーデビューを目指す、お笑い芸人を目指すなどのパターンですね。

実際、このように夢を見て苦しい時代を乗り越えて成功した方も多くいるので、夢を追うこと自体は悪くありません。

それを応援する彼女の側も、心底応援しているのであればいいことでしょう。

ただ、ほとんどの場合はこのような夢多い人の男性は結果が出ずに挫折し、女性ともいつしか破綻します。

そもそも、芸術というのは働きながらでもできるものです。

たとえば日本のトップ俳優として長年活躍してきた役所広司氏は、公務員をしながら俳優業をしていたことで、この芸名になりました。

また「シクラメンのかほり」の作詞作曲で知られる小椋佳氏も、長年銀行で働きながら音楽活動をしていました。

小椋佳氏の銀行マンとしての業務レベルは極めて高く、現みずほ銀行の本店財務サービス部長などを歴任し、メリルリンチ証券などにも派遣されています。

完全に銀行マンとしてもトップレベルですが、その中で音楽家としても「シクラメンのかほり」、美空ひばりの「愛燦燦」などの名曲を生み出しているのです。

こうしたことを考えると「夢を追うこととお金になる仕事をすることは相反しない」というのがわかるでしょう。

長年働きながら成功したバンドとしては「怒髪天」が有名です。

怒髪天の代表曲に「宿六小唄~ダメ男に捧ぐ~」という歌がありますが、そのサビの歌詞が下のようになっています。

今日の事すら出来ない男に どうして明日が見えてこようか

怒髪天のボーカルの増子直純氏は、40歳まで生活のためにさまざまなアルバイトをしていました。

ビルのクリーニングや、穴あき包丁の実演販売などです。

こうした仕事をしながら、いわゆる「普通の人」の優しさや良さに触れる機会があり「人間っていいな」と思うようになったそうです。

そういう経験が歌詞にもにじみ出ていることで、怒髪天は支持されているのです。

増子氏が彼女からお金を借りるようなことがあったかないかはわかりませんが、あったとしても一度か数回だけでしょう。

ほとんどは自分の力でお金を稼いで生活し、音楽を続けてきたわけです。

自分で「夢を追っている」という男性は、自分が本当に増子氏のように夢を追っているのかどうか、自問自答するべきでしょう。

彼女にお金借りる彼氏・男の心理や本音は?

そもそも、彼女にお金借りる男・彼氏の心理は一体どのようなものか、気になる女性も多いでしょう。

これは男性によって個人差がありますが、心理学でいう「回避・逃避」の傾向が強いのだと思われます。

「現実逃避」という言葉はすっかり日常生活に溶け込んでいますが、もともとこうした場面で使う逃避というのは、心理学の用語です。

彼女にお金借りるということは、何かしらお金が必要な用事があるわけですが、それを自分で解決することから逃げているわけです。

一般的に消費者金融やクレジットカードで借金をすることは良くないとされますが、彼女からお金を借りるよりは遥かにマシだと私は考えます。

どんな方法であれ、問題を自力で解決しようとしていることは評価できるでしょう。

私も多くの借入審査を受けてきましたが、お金を借りるための審査というのは厳しいものです。

彼女からお金を借りる男性の心理や本音としては、そうした苦痛・苦労を味わいたくないということがあるでしょう。

あるいは、借りたくても借りられないほどクレジットスコア(信用度)が低いということも考えられます。

あるいは、その彼女を大事に思っていない、ただのATMや財布だと思っているということもあるでしょう。

これはいわゆるヒモの男性ですが、どのような心理・本音であっても、決していい感情でないことは確かです。

彼女にお金借りるような男性と付き合ってはいけない

一部の例外もありますし、一度か二度ならいいでしょうが、繰り返し彼女からお金借りるような男性とは、やはり付き合うべきではありません。

たとえば、投資で失敗して一度だけ助けてもらうというケースはいいでしょう。

成功した投資家も一度は大失敗していることが多いですし、そこから這い上がれそうな素質があれば、そうした男性を助けるのもいいことでしょう。

しかし、それが何度も続くようであれば、能力か人格のどちらかに問題があります。

おそらく両方に問題があるでしょう。

「能力はないけど人格はしっかりしている」という男性は、自分の身の丈に合った挑戦をするものです。

逆に「人格は悪いけど能力はある」という男性は、しっかり結果は出します。

つまり、何度も彼女に借金をするような男性は、能力も人格も欠如しているということになります。

そのような男性とは早めに別れた方が女性のためでもあり、男性自身のためでもあるでしょう。

お金借りる対象が彼女でも許されるケースは?

男性が彼女からお金借りることが一般的に許されるケースは一応あります。

まず女性の方がかなり年上で、しかもキャリアウーマンとして稼いでいるケースです。

例えば30代前半の女性と男子大学生が付き合っていたら、彼女の側が年下の彼氏にお金を貸すことは自然でしょう。

この組み合わせ自体が少ないでしょうが、それでもこのカップルだったらむしろ「彼氏の方が食事などをおごっていたら無理しているように見える」と、多くの人が思うでしょう。

女性がもう少し若く、20代後半のOLさんだったとしても、やはりたまに学生の彼氏にお金を貸すことは問題ないかと思います。

ここで重要なのは、彼氏が学生か社会人かということです。

大学を卒業して就職したら、1年目か2年目は年上彼女からお金を借りるのもいいかもしれません。

しかし、やはり3年目くらいからはもう男性側がお金を借りるのはやめた方がいいでしょう。

社会人3年目といったら、新人の指導などもするようになり、一人前の大人と見なされる年代です。

その年代になってなお彼女からお金を借りるというのは、経済力や仕事の実力がないか、金銭感覚があまりにゆるいということになります。

どちらにしても男性として好ましい姿ではありません。

男性本人は自己改善をするべきですし、女性側は男性に厳しく言うか、それでも改善が見られないなら関係を考え直した方がいいかと私は思います。

「お金借りる相手が彼女」は最低のマナー!他の方法を考えるべき

男性がお金借りる相手は、彼女では絶対にダメです。

これはマナーということもありますが、やはり男性のプライドとしてそのようなことはするべきではないでしょう。

例えば起業していて一時的に資金繰りが厳しくなり、その状態を彼女に助けてもらうというのは、いいかもしれません。

しかし、そのような健全な理由ではなく「ただの浪費」で彼女からお金借りるのは、やはり問題があります。

人間なのでそのような失敗もあるかもしれませんが、やはり格好悪い姿は女性に対しては隠すのがマナーです。

少々下品な例えになるかもしれませんが、人間にとっておならは、健康に悪いガスを体外に排出するために必要な行為です。

しかし、それを彼女や女性の前ですることは大きなマナー違反です。

彼女に対してお金を借りるというのは、それと同じようなことだと思ってください。

どんなに生きるために仕方がない、必要な行為であったとしても「見たくない姿を見せられる」ことは、彼女にとっては耐え難いことです。

彼女への思いやりとしても、男性のプライドとしても、お金が必要になったら意地でも他の場所から借りて来るようにしてください。