
あなたがオリコカードを使い始めたばかりだったら、締め日が気になることが多いでしょう。
締め日とは、翌月の支払い日に支払う金額が確定する日のことです。
ここではオリコカードの締め日はそれに関する知識をまとめていきます。
目次
オリコカードの締め日は、毎月末日

オリコカードは、毎月末日が締め日となっています。
たとえば6月に利用した分は6月30日で締め、それを7月に支払うということです。
クレジットカードに慣れていない人は、締め日と支払日を混同してしまうことがありますが、両者は別のものになります。
引き落とし日は、翌月27日
オリコカードの引き落とし日(支払い日)は、翌月の27日となっています。
たとえば6月30日に締めた分は、7月27日に引き落とされるということです。
通常は銀行口座から引き落としますが、直接振り込んで返済してもかまいません。
また、ほとんどのオリコカードは提携ATMから返済することも可能です。
何らかの理由で銀行口座からの引き落としができない場合は、ATMから返済する・直接口座に振り込むという方法でもかまいません。
要は翌月27日までに支払いができていればいいということです。
締め日の後でも支払金額を変更できる?
締め日で支払金額が確定した後でも、変更が可能です。
「支払い月の5日まで」に申し込めば変更できます。
たとえば5月27日支払い予定だったら、5月5日までに変更すればいい、ということです。
変更方法は下の2通りがあります。
- インターネットから
- 電話から
インターネットから変更する場合は、毎月13日からとなっています。
一方、電話の場合は毎月20日からです。
たとえば先ほどの例の「5月27日支払い分」だったら、それぞれ下の期間で変更ができます。
- インターネット…4月13日~5月5日
- 電話…4月20日~5月5日
どちらのケースでも支払金額が確定するのは4月30日です。
「なぜそれより前に金額を変更するのか?」と思うかもしれません。
一括払いの場合は確かに関係ないのですが、リボ払いだったら関係するのです。
リボ払いだと「毎月1万円返済する」というような仕組みで支払います。
その「毎月○○円」という金額を変更するのです。
これだと、まだ4月30日が来ていない(締め日の前)でも、支払金額の変更に意味があるわけですね。
また、4月30日に支払金額が確定してしまった後も、5月5日までなら変更できます。
オリコカードの支払いはこのように変更のチャンスが多く与えられているので、ぜひ有効活用したいものです。
一括払いを後から分割・リボに変更できる?
一括払いとして買い物した分を、後から分割払いやリボルビング払いに変更できるか、という点も気になるでしょう。
結論を書くと、これは問題なく可能です。
毎月13日から支払い月の8日までに申し込めば変更できます。
たとえば、翌月一括払いで4月10日に買い物したとしましょう。
この分は4月30日の締め日で確定し、5月27日に支払うことになります。
そして、締め日で確定して連絡された金額を見て「とても払えない」ということもあるでしょう。
このときは、5月8日まで変更できるので、それまでにリボ払いか分割払いにすればいい、ということです。
このサービスをオリコカードでは「あとリボ」といいます。
あとリボは下の3通りの方法で変更可能です。
- eオリコサービス
- あとリボ申し込み専用ダイヤル
- オリコカードセンター
eオリコサービスとは、いわゆる会員ページです。
あとリボ申込専用ダイヤルは、電話番号が「0120-781-883」となっています。
オリコカードセンターというのはコールセンターのようなもので、店舗窓口ではありません。
つまり、専用ダイヤルとあまり変わらないといえます。
ただ、何か追加で相談したいことがある場合には、オリコカードセンターにかける方がいいでしょう。
詳しい問い合わせ方法は、下の記事も参考にしていただけたらと思います。
オリコカードの問い合わせ方法は?電話・メール・チャットで可能!
ポイント付与の締め日(付与日)は?

オリコカードを利用するとポイントが付きますが、この付与日は「毎月17日前後」です。
つまり、買い物するたびにすぐにポイントがつくのではなく、次の17日まで待つということになります。
たとえば16日に買い物した場合、そのデータがすぐにオリコカードのセンターに届いていれば、翌日にはポイントを付与してもらうことが可能です。
一方、18日に買い物したら、次の17日は1ヶ月後なので、それまで待つことになります。
もちろん、ポイントをすぐに付与されないと困るというケースは少ないはずなので、これで十分でしょう。
私が思うに、すぐに付与するシステムにコストをかけるよりは、その分ポイントを多くする・還元率を高くすることに費やしてもらった方がお得です。
オリコカードは「Orico Card THE POINT」など、すべてのクレジットカードの中でも特に高還元率なラインナップがあることで評価されています。
そのような高還元率を実現できる理由が「付与日が1日だけ」ということにあるとしたら、これは歓迎すべきことでしょう。
締め日で確定した金額を払えないときの対処法

オリコカードに限らずどのクレカでも「締め日で確定した支払い金額を払えない」ということはあるかと思います。
そのような時の対処法は下の通りです。
- 支払方法を変更する(分割払い・リボ払いなど)
- 支払い金額を変更する(リボ払いの毎月支払い金額を変更)
この2つはここまでも書いてきたものです。
翌月の5日や8日までに連絡すれば変更が間に合う、という内容でしたね。
しかし、これらの方法でもまだ払えないということもあるでしょう。
その場合は、オリコカードに直接連絡することで「利息だけの支払い」にしてもらうことも可能です。
私の経験からいうと、これはどのクレジットカード会社でも対応してくれます。
ただ、注意点としては「銀行口座からの引き落とし金額は変更できないことが多い」という点です。
つまり、2万円引き落とす予定だったら、当日の残高が2万円以上あったら、自動で引き落としされてしまいます。
それを防ぐためには「口座にお金を入れない」ということが重要です。
「他の引き落としもあるのでそれは難しい」という場合は、他の引き落とし先にも連絡して、そちらの支払いを銀行振込に変更してもらうなどしましょう。
かなり面倒ですが、支払いができないということであれば、仕方がありません。
基本的に、私の経験からいうと「リボ払いなら借入残高が50万円程度あっても、毎月1万円の支払いで済む」ものです。
それすら支払えないというのは、一般的に見て相当レアなケースなので、上記のように手続きが面倒になることも仕方がないといえます。
このような事態を招かないように、オリコカードでも利用は計画的にしましょう。