
クレジットカードについている金色の四角形の部分。

あなたは、この部分がなんだか知っていますか?
これは「ICチップ」というもので、クレジットカードのセキュリティや利便性を上げるシステムです。
ところが、セゾンカードのHPに行っても、ICチップが付いているカードが見当たりません。
実はこれがないと、セキュリテイ面でかなり不安なんですよね・・・
そこで、セゾンカードにはICチップがついているか、また、ICチップをつける方法があるのか調べました。
目次
ICチップとは?

元々はカード裏面の磁気ストライプ(黒い帯)に情報を入れて、その情報を読みる取るのが一般でした。
あのシュッ!という動作ですね。
ところが、時代の流れで犯罪の手口が巧妙化。
磁気ストライプの情報が、簡単に盗まれるようになってしまいました。
そこで、セキュリテイや利便性を上げる為、より安全なICチップに情報を入れて使うようにしたのです。
経済産業省の発表によると2020年までにクレジットカードのICチップを義務化するようです。
少しでも安全な方が言いに決まってるので早く義務化して欲しいものです。
そして、このICチップは、主に3つの部分を強化する事ができます。
1.高度なセキュリティ
あんなに小さいのに、磁気ストライプに比べて記録できる情報量は膨大。
しかも、スキミング(情報を盗む方法)も面倒なのです。
従来の磁気ストライプの場合は、「スキマー」と呼ばれる機械を近づけるだけで情報を盗めます。
しかし、ICチップの場合、少なくとも直接接触させる必要があり、時間がかかるのです。
2.偽造が困難
磁気ストライプの場合は、情報の少なさの為、簡単に偽造されてしまいます。
しかしICチップの場合は、膨大な情報と複雑なテクノロジーが偽造を困難にしてくれます。
例え情報が盗まれたとしても、偽造はかなり難しいのでより安全なのです。
3.第三者の悪用を防ぐ
以前のクレジットカードは、使うと必ずサインを書いていましたよね。
しかしICカード対応加盟店では、ICカードをご利用の際、サインではなく暗証番号を使います。
本人しか知り得ない暗証番号の方が、より安全なのです。
ただ、まだICカード対応のお店も意外に普及していないのが現実。
居酒屋などでは、未だにサインをする所もありますよね。
それだと、セキュリティ面では少し不安があるのが事実なのです。
セゾンカードにICチップはついてない?!

セキュリティ面では、導入が急がれるICチップ。
しかし、公式ページのセゾンカードの券面にはそれが見当たりません。

もしかして、人気のセゾンカードがICチップ化されてない!
ネットで調べてみても、あまり正確な情報というものが確認できませんでした。
そこで、私が直接オペレーターの人に確認してみました。
私「ICチップの事について聞きたいのですが」
オペレーター「ICチップについてですね。かしこまりました。どのようなご質問でしょうか?」
私「HPを見ると、紹介されているカードにICチップがついていないのですが、元々ついていないのでしょうか?」
オペレーター「HPで紹介されているカードというのは、アメリカン・エクスプレス2枚とセゾンカードインターナショナルのものでしょうか?」
私「はい。」
オペレーター「ありがとうございます。この3枚ですと、セゾンカードインターナショナルのみ、ICチップ対応になっております。」
私「アメックスは対応ではないのですか!?」
オペレーター「左様でございます。」
私「セゾンカードインターナショナルにICチップが元々ついてないのは、申し込み中に選択があるという事でしょうか?」
オペレーター「申し込みをして頂く際に、お選び頂けるようになっております。」
私「もし、ICチップで無しで申し込んでしまった場合、後からつける事はできますか?」
オペレーター「可能でございます。お電話を頂ければ、ICチップ付きのカードをお送りさせていただきます。」
私「アメリカン・エクスプレスのカードは、今後ICチップはつくのでしょうか?」
オペレーター「はい。2018年8月以降アメリカン・エクスプレスカードなどもICチップ化される予定でございます。」
オペレーター「ICチップについてですね。かしこまりました。どのようなご質問でしょうか?」
私「HPを見ると、紹介されているカードにICチップがついていないのですが、元々ついていないのでしょうか?」
オペレーター「HPで紹介されているカードというのは、アメリカン・エクスプレス2枚とセゾンカードインターナショナルのものでしょうか?」
私「はい。」
オペレーター「ありがとうございます。この3枚ですと、セゾンカードインターナショナルのみ、ICチップ対応になっております。」
私「アメックスは対応ではないのですか!?」
オペレーター「左様でございます。」
私「セゾンカードインターナショナルにICチップが元々ついてないのは、申し込み中に選択があるという事でしょうか?」
オペレーター「申し込みをして頂く際に、お選び頂けるようになっております。」
私「もし、ICチップで無しで申し込んでしまった場合、後からつける事はできますか?」
オペレーター「可能でございます。お電話を頂ければ、ICチップ付きのカードをお送りさせていただきます。」
私「アメリカン・エクスプレスのカードは、今後ICチップはつくのでしょうか?」
オペレーター「はい。2018年8月以降アメリカン・エクスプレスカードなどもICチップ化される予定でございます。」
文章を読みやすくする為整形していますが、概ねこのような流れでご回答頂きました。
HPのトップページ上では、セゾンカード・インターナショナルのみICチップをつける事が可能だそうです
正直、アメリカン・エクスプレスについていない方が私にはショックでしたけど(苦笑)
しかし、2018年8月以降以降にICチップ化が進む可能性が高いので、利用者としては安心できますよね。
セゾンカードでICチップが既についているもの
セゾンカード・インターナショナルにICチップがつく事はわかりました。
しかし、他にICチップが既についているセゾンカードはないのでしょうか?
実は、いくつかのセゾンカードには、ICチップが実装されている事がわかりました。
以下、ICチップが付いているセゾンカードになります。
- セゾンカード・インターナショナル
- ゴールドカードセゾン
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾンゴールド
- みずほマイレージクラブカードセゾンSuica
- みずほマイレージクラブカードセゾン
- MileagePlusセゾンカード
- MileagePlusセゾンゴールドカード
- MileagePlusセゾンプラチナカード
- SoftBankソフトバンクカード《セゾン》
- NAGOYA SAISON CARD
これは2018年7月現在のものですので、更に増えている可能性もあります。
欲しいセゾンカードのICチップの有無を知りたい時は、必ずあなた自身で確認してください。
セゾンカードにICチップをつける方法

先程のオペレーターの会話の中で、「ICチップの付け方」のヒントがありましたね。
セゾンカード・インターナショナルを例にとって、ICチップの付け方を説明します。
ネット申し込み画面では対応していない!!
オペレーターの人に申し込みの際にICチップの有無を確認できると聞きました。
そこで、実際に申し込みを進めた結果、衝撃の事実が!!
なんとICチップ付きを選ぶ項目が存在しませんでした・・・
個人情報満載なので、お見せする事ができないのが残念です。
一体あの話はなんだったのか・・・
そこで、ネット申し込み画面について再度電話をして確認をとりました。
私「ICチップについてお伺いしたいのですが」
オペレーター「かしこまりました。どのような事でしょうか?」
私「(先程質問した事を説明後)セゾンカード・インターナショナルの申し込みの途中に有無を選ぶところがありませんでした。申し込みではICチップ付きは選べないのでしょうか?」
オペレーター「(確認を取る為電話を保留後)申し込みの段階では選べませんので、カードがお手元に届き次第、電話でご連絡を頂ければと思います。」
私「申し込んですぐでは駄目なのですか?」
オペレーター「申し訳ございません。お手元にカードが届いてからご対応をさせて頂きますのでご了承ください。」
オペレーター「かしこまりました。どのような事でしょうか?」
私「(先程質問した事を説明後)セゾンカード・インターナショナルの申し込みの途中に有無を選ぶところがありませんでした。申し込みではICチップ付きは選べないのでしょうか?」
オペレーター「(確認を取る為電話を保留後)申し込みの段階では選べませんので、カードがお手元に届き次第、電話でご連絡を頂ければと思います。」
私「申し込んですぐでは駄目なのですか?」
オペレーター「申し訳ございません。お手元にカードが届いてからご対応をさせて頂きますのでご了承ください。」
質問と回答をわかりやすいように整形していますが、そうだったのか・・・
前の質問では、ネット申し込みに言及しなかった為に勘違いでもしたのでしょうか・・・。
とにかく、これではっきりしました。
まず、申し込んでカードが届いた後、電話してICチップ付きのカードに交換して貰う。
二度手間だと思うんですが・・・仕方ありませんね。
セゾンカウンターへ相談
実は、再度オペレーターに質問した時に、セゾンカウンターの事を質問していました。
ICチップカードの申し込みをセゾンカウンターでできるかどうか気になったからです。
回答は以下のようなものでした。
私「セゾンカウンターでは、ICチップ付きの受付や発行はしてくれますか?」
オペレーター「(確認を取る為電話を保留後)セゾンカウンターでも、ICチップ付きのカードの変更受付を行っております。」
私「その場で変更して頂けるのですか?」
オペレーター「いえ、変更のお申込みだけで、カードの方は後日郵送させて頂きます。」
オペレーター「(確認を取る為電話を保留後)セゾンカウンターでも、ICチップ付きのカードの変更受付を行っております。」
私「その場で変更して頂けるのですか?」
オペレーター「いえ、変更のお申込みだけで、カードの方は後日郵送させて頂きます。」
セゾンカウンターでカード受け取り後、そのままICチップ付きもと考えたのですが駄目ですね。
なんにせよ、必ず郵送される事は決定しました。
ICチップセゾンカードを手に入れる流れ
情報が煩雑なったのでまとめます。
- ネットからセゾンカードを申し込む
- 郵送、またはセゾンカウンターでカードを受け取る
- 電話、またはセゾンカウンターでICチップ付きのカードへの変更を申請する
- 郵送で受け取る
最も早く受け取る方法として考えられるのは
- ネットからセゾンカードを申し込む
- セゾンカウンターで受け取るを選択して即日発行
- セゾンカウンターでカードを受け取ったら、そのままICチップ化を申請
- 郵送で受け取る
このような手順でしょうか。
もしあなたがなるべく早く受け取りたいなら以下の方法が1番早いでしょう。
しかし、申し込みの時点で選択できるようになれば、色々便利だと思うのは私だけでしょうか・・・
今後に期待したい所ですね!
ICチップ未搭載のデメリット

上記でICチップのメリットをたくさん書きましたが、実はデメリットもあります。
といっても、見当たるデメリットは今の所以下のものだけです。
支払いができない事がある!
日本でのICチップ化は、まだまだ遅れている為、使えない場合があります。
ただ、磁気ストライプもついてはいるので、私はあまり経験がありません。
ところが海外では、ICチップが付いていないと使えないという情報が結構あります。
私の知人でも、レストランでカード払いを断わられたという話を聞きました。
やはりセキュリティに関しては海外の方がシビアなのでしょう。
もしあなたが海外に行く時は、ICチップ付きのクレジットカードを持っていく事を強くおすすめします。
まとめ
ICチップの事を知ると、結構危機感が出てきます。
自分の欲しいカードにICチップがついていないとやはり不安になりまよね・・・
今あなたがICチップが付けられるセゾンカードを持っているなら、すぐ変更して貰いましょう。
セキュリテイは格段に上がる事は間違いありません。
その点に関してセゾンカードのICチップ化は、まだまだ不十分と言わざるおえません。
ただ、オペレーターの方の話だと2018年8月頃をさかいに、恐らく変更されていくでしょう。
いいカードが多いので今後に大いに期待したいものです!